ソル・幻想曲集 2019年12月3日発売
山下和仁 ギターCD ソル・幻想曲集
幻想曲 Op.7
幻想曲 Op.10
悲歌風幻想曲 Op.59
幻想曲 Op.30
幻想曲「別れ」Op.21
幻想曲 Op.4
1989年録音(2019年12月発売) CD(brinrinri:[KYBR-1903] )
<アルバム紹介文>
鮮烈な衝撃も新たに、1987年録音の伝説的名盤が30余年の時を経て蘇る!
1987年6月、現在も語り継がれる伝説的レコーディングによって音盤に刻まれた「ソル・幻想曲集」が、デジタル・リマスターを施されて待望の復活を遂げた。ソルが華麗なテクニックの極みと作曲技法の粋を凝らした屈指の演奏会用作品「幻想曲」の数々が、若き山下和仁の手により一際強い輝きを放ち、息吹が聴こえるほどに躍動する様は、30余年を経てなお、鮮烈な衝撃をもって迎えられるであろう。この歴史的名盤にぜひ耳を傾けて頂きたい。 月刊「現代ギター」編集長 渡邊弘文
〜その他の山下和仁 ソルのCD〜
●ソル・ギター曲集
「粋な軽騎兵」による変奏曲 Op.27
ディベルティメント Op.2よりアンダンティーノ
エチュードイ長調 Op.6-12 アンダンテ
エチュード 変ロ長調 Op.29-13 アンダンテレント
エチュード ニ長調 Op.29-20 モデラート
エチュード ホ短調 Op.29-18 アンダンテ
エチュードイ長調 Op.35-20 テンポ・ディ・メヌエット
エチュードロ短調 Op.35-22 アレグレット“月光”
エチュードホ長調 Op.31-23 敬虔な祈りのように
「マルボローは戦争に行く」による変奏曲Op.28
静けさ Op.50
2009年録音(2011年1月12日発売)CD (KYBR-1010)
●ソル・エチュード選集1:30のエチュード
12の練習曲 Op. 6 より No.1,2,4,5,6,7,11
12の練習曲 Op. 29より No. 14,15,16,21,23,24
24の漸進的なレッスン Op. 31 より No.12,13,15,18,19,22,24
24の非常にやさしい課題曲 Op. 35 より No.2,4,5,6,12,16,17,18,19,24
2009年録音(2017年10月発売) CD (brinrinri:[KYBR-1703])
エチュード選集4 : 31のエチュード Op.6,29,31,35より 山下和仁 CD エチュード選集4 : 31のエチュード Op.6,29,31,35より
●ソル・エチュード選集2:24の漸進的な小品 Op. 44
2009年録音(2017年10月発売) CD (brinrinri:[KYBR-1704])
山下和仁CD ソル・エチュード選集2:24の漸進的な小品 Op. 44
●ソル・エチュード選集3:ギター練習への入門 Op.60
2009年録音(2017年10月発売) CD (brinrinri:[KYBR-1705])
ソル・エチュード選集3:ギター練習への入門 Op.60
●エチュード選集4 : 31のエチュード Op.6,29,31,35より
CD (brinrinri:[KYBR-1902] )
ソルエチュード選集4 31のエチュード Op.6,29,31,35より
●3つの社交界の小品Op.33、6つのディヴェルティメント第1集第2集Op.1&2
CD (brinrinri:[KYBR-1901] )
山下和仁 ソル 3つの社交界の小品 Op.33 ほか
<アーチスト紹介>
1961年長崎市に生まれ、父、山下亨に8歳よりギターを学ぶ。また作曲家の小船幸次郎に師事。15歳で全国コンクール(現:東京国際ギターコンクール)優勝のあと、1977年、16歳でラミレス、アレッサンドリア国際、パリの世界三大国際ギターコンクールに、いずれも史上最年少優勝という快挙を成し遂げた。LP.,CD合わせてこれまでに85枚のアルバムを発表。1980年発表の自身の編曲による〈展覧会の絵〉が大反響を得る。以後〈火の鳥〉〈シェエラザート〉〈新世界より〉などオーケストラ用大曲をギター用に次々アレンジ、さらに「バッハ:無伴奏ヴァイオリン、チェロ、フルート、リュート組曲BWV995-1013(5CDs)」を全て編曲。かたわら「F.ソル:ギター曲全集(16CDs)」「H.ヴィラロボス:12の練習曲と5つのエチュード」「M.カステルヌオーヴォ=テデスコ:ゴヤによる24のカプリチョス」など、ギター本来のレパートリーも名演の誉れ高く、広大なレパートリーを有する。ウィーン・ムジークフェライン大ホール、ロシア・サンクトペテルブルグフィルハーモニー大ホール、イタリア・テアトロオリンピコ、テアトロ・レッジョ、ニューヨーク・リンカーンセンター、シカゴ・オーケストラホール、など世界各地でソロリサイタル。また世界各地で行われるジャンルの混交した大規模フェスティバルにも、クラシックの雄として、たびたび招待されている。L.スラトキン、R.フリューベック・デ・ブルゴスなど世界的指揮者やオーケストラとも数々共演。また、ジャズ・ギタリストのラリー・コリエル、フルートのJ.ゴールウェイ、コントラバスのゲリー・カー、ヴァイオリンの竹澤恭子、東京クヮルテットなどと共演。2004年に自身の子供たちと「山下和仁ファミリーカルテット・クインテット」を結成、長女(紅弓)、次女(愛陽)とのギターデュオでも世界各地で公演。国内外の作曲家、特にアジアの作曲家たちの新作委嘱初演にも意欲的で、山下和仁のために書かれた作品は60曲を越えている。CD『黎明期の日本ギター曲集』で平成11年度文化庁芸術祭大賞を受賞。