スタジオカー

私が作ろうと思っているスタジオカーを説明するのに「キャンピングカーみたいなもの」と言ってますが、一口にキャンピングカーと言ってもいくつもの種類があります。

パッと見て「キャンピングカーだ!」という形をしているのは通称「キャブコン」

キャブコンバージョンの略で、運転席、助手席を残して後部に居住空間を架装したものです。1.5tや2tのトラックをベースにしたものが多いですが、ハイエースなどをベースにしたものもあります。

居住空間を大きく取れますので後部に常設二段ベッドがあったり、運転席上部にバンクベッドがあったり、ダイネットと呼ばれる寝室とは別にシートとテーブルなどでくつろげる空間があったりと、まるで自宅のような快適さが得られると思います。

ただ、キャブコンをDIYするのはかなり難しく、プロのビルダーが製作した完成品を購入することになり、かなり高額です。

中のレイアウトも私が実現したいミュージックワーケーション向けとは言い難いモデルが多いので、オーダーメイドとなると更に値が張るでしょう。

次に通称「晩婚」じゃない、「バンコン」

ワンボックスカーの内部をキャンピングカーとして改造したもので、外観に威圧感があまりないです。

車内のサイズはベース車によって決まりますので、広い室内を追求したら大きなベース車を選ぶことになります。例えばハイエースのワイド・スーパーロングはバンコンのベース車としてよく選ばれますが、横幅が1880mm、全長が5380mmとかなり大柄で、最近知り合ったオーナーさんによると街中での取り回しには気を使うそうです。

横幅は非ワイド(1700mm未満の5ナンバーサイズ)、フェリー料金が高くなる、ということもあって全長は5m未満、天井が低いのはちょっと困る、という条件を満たすベース車としては現行のハイエース200系標準ハイルーフか、1世代前のE25系日産キャラバンのどちらかです。キャラバンの現行型E26はハイルーフを選択すると全長が5mを超えてしまいます。

E25キャラバンのハイルーフで室内レイアウトもあれこれ妄想していましたが、ハイルーフのグレードは全高2mを超えているので1ナンバーで高速道路代が高い。中古で多く出回っているのは車椅子送迎用車で8ナンバーですが、不要な設備を撤去して、キャンピングカーとしての要件を満たして8ナンバーを取り直さないといけません。

それに、車内でレッスンができるように二人ギターを弾けるスペースを確保するのはけっこうキツイです。ハイルーフと言えど、室内高は1600mmほど。断熱処理などをしていたらもっと低くなります。

いまいち踏ん切りがつかないでいたら、youtubeの動画に衝撃的なものが!

 

 

投稿者: ギタリスト 橋口 武史

長崎出身で福岡に住む自然派クラシックギタリスト。

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