#54
クラシックギターでシャンソンと言えば
タンゴアンスカイで有名なR.ディアンスのミラクルアレンジ集が真っ先に思い出されます。
2冊からなるこのアレンジ集を初めて聴いたのは大学4年の卒論で忙しい筈の時期に
沖縄でリサイタルをさせてもらった時でした。
S.テナントが優勝、M.エステル=グスマンが3位という史上稀に見るハイレベルな東京国際コンクールで次席に入られた磯野鉄雄さんも同時期に沖縄でリサイタルを終えて滞在してらっしゃいました(と言うより、主催のKさんの自宅に私と磯野さんと泊めてもらっていた)。
その磯野さんがアンダルシアという沖縄で有名なギタースポットでのコンサートでオシャレなシャンソンを弾かれて軽く衝撃を受けました。
私は福岡に戻って楽譜とディアンス自演のCDと買いました。
以来、弾けそうな曲から少しずつレパートリーにしてます。
中でもゲッティンゲンはよく演奏します。先日の下関の平和コンサートでも演奏しました。
私とシャンソンの関係はそんな感じだったのですが
9年くらい前、知り合いの知り合いの、またその知り合いの……
というツテでシャンソン歌手の関雅子さんとお仕事するようになってからは
歌の伴奏でシャンソンと関わるように。
関さんが講師をされている幾つかのカルチャーセンターの中の一つ
朝日カルチャーセンター福岡の「歌の翼にあなたをのせて」の年一回のプライベートコンサートが昨日行われました。
月曜日にホテル日航福岡1Fの「夜間飛行」で行われたのも
関雅子プロデュース、「翼」のメンバーOさんのコンサートでした。
打ち上げはメンバーの一人が経営されている博多の高級焼肉「大東園」で、というのがここ何年か定番。
お腹いっぱい頂きました。
クルマを停めて、櫛田神社横のお店まで歩くと夕暮れ。
シャンソン、奥が深くて毎回集中力を使います。
そのぶん、お肉がより一層美味しく感じます!