プロジェクト アルハンブラ

クラシックギターの名曲であるF.タレガ作曲の「アルハンブラの想い出」。
この曲が弾けるようになりたい!とおっしゃる生徒さんが複数居たのでちょっと前から
アルハンブラに特化したレッスンをしています。名付けて「プロジェクト アルハンブラ」(さっき名付けました^^)

いきなり楽譜のとおりにトレモロを弾くのではなく、

ステップ1 おおもとのメロディーだけ
ステップ2 運指も最終的なものと同じに
ステップ3 一拍目にだけ低音を追加
ステップ4 中域に4分音符で音を追加。

この辺まで来たらかなり「アルハンブラな」雰囲気が出てきます。
ヘタにグチャグチャとトレモロするよりも旋律が持っている美しさがシンプルに聞こえてきて十分に楽しめます。

ステップ5 伴奏型も実際と同じに

これで左手はほぼ出来上がり、のはずです。

月一回レッスンのYさんはきっちりと練習をしてこられるのでプロジェクトメンバーの中で先頭を切って走っています。これがYさんのために今日作ったステップ6の楽譜。
伴奏と同時に弾いていたメロディーがずれてきてトレモロの原始的な形になります。
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なんだかアルハンブラではなくてアストリアスの楽譜のように見えますね。

こうやって細かく段階を踏むことで無理なくアルハンブラの想い出を弾けるようになるレッスンもしています。
あなたもすたじおGの生徒になって「プロジェクト アルハンブラ」のメンバーに加入しませんか?
もちろん他の曲も丁寧にレッスンさせていただきますよ!

虹と海のコンサートvol.98

#54
2014/11/26

毎月恒例の唐津、虹と海のホスピタルでのロビーコンサート。

控え室として使わせてもらっている会議室には機関誌チャオ!が。
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虹と海のコンサートの告知もしっかりしてもらってます。

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今月は演奏スペースの横にステキな演出が。

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終演後に。演奏者の視点。かなり広いスペースなんです。

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背後には滝が流れて

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MCはベリンガーの簡易PAで

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一息ついて大手口センタービルのエフエムからつへ移動。

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橋口武史のOn the Beat!の前身、クラシックルームはある時期までこのスタジオで収録してました。

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17:25の出番まで控え室として使わせてもらいました。

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皆さんと色々話して11月のある日を弾いてきました。

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パッと

突然出現したカテゴリー「レッスンブログ」。
日々、レッスン中に生徒さんとお話しした内容などで印象に残ったことをメモ的に書いていきます。
少しでも皆さんの練習のお役に立てれば幸いです。

このオフィシャルサイトを見てすたじおGの生徒さんになってくださったEさん。
さすがにブログの記事はチェックされてて(きっとこの記事もご覧になることでしょう!)
先週のドタバタの世間話に続いて軽く「すたじおGウォーミングアップ」をしてからバッハのブーレBWV996のレッスンでした。

「バロックですからリピートした時は何か変化をつけましょう」という以前のアドバイスを忠実に守って下さって、経過音を入れて来られましたが、前打音の方がしっくりくるかな、ということと
最後の部分でトリルを頑張ってたくさん入れ過ぎて拍が乱れていたので、舞曲のリズムを保つようにした方が良いでしょう、というアドバイスをさせていただきました。

それから、これは、どの曲を練習するときにもどの方にも言えることですが
無理やり覚えてしまって弾こうとせずに、楽譜を見て弾くこと。
理想的な暗譜は、指だけで覚えるのではなく、写経のように楽譜を自分で書いてみたり様々な方法を複合することで理解を深めた結果自然に覚えてしまった、という感じです。

続いての曲は、F.ソルのエチュードOp6-8でした。
(私はセゴビアの何番..という言い方は馴染めません)
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全体的にはいい雰囲気ですが、2フレーズ目に入るところがなかなか上手くいかない、というお悩みでした。

確かにちょっと弾きにくいと感じる箇所です。
「パッと押さえないといけないですよね」
というEさんの言葉の中に解決策がありました。
「パッと」押さえようと考えた時点で自己暗示で緊張をかけてしまって上手くいかなくなる確率が上がります。
テンポはゆっくりなコラール的な曲ですから「パッと」と急ぐ必要は全くありません。
まず、マインドを整えてから実際の動作を考えます。

ポジション移動

決して指だけを考えるのではなく「何の音なのか」を意識します。
「ファ・レ・ファ」が「ミ・ミ・ソ」になるんだ、という意識です。
ポジション移動の動作が必要なので姿勢も大事です。
無駄な力が入っていたり楽器や身体がふらつくような姿勢では思ったところに着地できません。
絶対に上手くいくゆっくりなスピードでまず弾いてみて「できる!」という成功体験を積み重ねることが大事です。
3回連続して上手くいくまでスピードを上げないことです。
もどかしいでしょうけど。身体に馴染ませるように。
指一本一本が次の音を知っているように。
3回うまくいった時、初めて「ほんのほんの少しだけ」テンポをあげてみましょう。

こんなに詳しくブログに書いていいのかな?
この記事によってギター演奏が皆さんの身近になりますように!

熊本こぼれ話

熊本フルートアンサンブルのコンサート会場、白川教会は立派なパイプオルガンもあって(写真は撮り忘れました^^;)すごく天井が高い。

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コンチェルトのセッティング。ギターが少しでも聞こえるように、と前に迫り出し。まるで桟橋か演劇舞台の花道か。もう突端、崖っ淵な気分。

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アンサンブルの皆さんになるべく後ろに下がってもらうセッティングも試しましたが、背後の壁に反響して大きくなって逆効果でした。

当日の朝、朝食バイキングに向かうホテルのエレベーターホール。寝不足の眼に朝日が眩しい。

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昼間はステンドグラスが美しい。

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フルートアンサンブルで使われる楽器。通常のフルートに加えてアルトフルートとバスフルート。

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ポップコーンではありません。

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前日夜の食事の時に「食が細いのですか?」と訊かれて「そんな事ないです。夜中にポテチを食べます」という会話をしていたら、ちゃんと覚えて下さってて、本番前の食事の時に買って来て下さってました。流石に1袋全部は食べられずに残してたら、持って帰れるように包んで下さいました。

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以上、熊本でiPhoneで撮った写真の解説でした。

熊本フルートアンサンブル 第45回定期演奏会 ゲスト出演終了

#53
2014/11/22

1981年に結成されて現在はフルーティスト大村友樹さんをディレクターに活動を続けていらっしゃる熊本フルートアンサンブルのみなさんの第45回の定期演奏会にゲスト出演させて頂きました。

名称未設定 2

前日に熊本入りして「はじめまして&よろしくお願いします!」リハーサル(写真は当日リハの様子です)。

C.P.E.バッハのトリオソナタは楽章ごとにメンバーが替わる趣向が凝らされていました。
前日リハの時点ではガンバ奏者になったかのようにコンティヌオのバスの音を紡ぐことだけで勘弁して頂きました…..。

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1楽章のテンポを倍速に勘違いしていたりドタバタはありましたが^^;

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メンバーの皆さんの音楽に対する真剣な想いと

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ディレクターの大村先生の的確なアドバイスでぐんぐんと形になって来て

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「やっぱり単音で低音だけではダメだな」と思ったのでリハ終了後メンバーの皆さんと食事を頂いた後ホテルで和音を書き込みました。
部分的にしか数字が書いてなかった(C.P.E.はそうなのか?)のでピアノ用に記譜されたリアライゼーションから和音を解析して数字に置き換えてややこしいところはコードネームにして仕上げました。

大村さんとも2曲共演させてもらいました。当たり前ですが、さすがの音色と演奏でした。
有名なシチリアーナは3カポのアレンジ譜をもらっていたのですが、これがひそかに難しくて…

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メインはM.ジュリアーニのギターコンチェルト No.1 Op.30。
随分前に久留米室内管弦楽団の皆さんと共演させてもらって以来でした。

ギターは音が小さいのでやはり音量バランスの問題が出て、演奏位置を色々変えてもらったり
木の台を階下からたくさん運んでもらって桟橋のように舞台から突き出してもらったり工夫をしました。
結局は、先日の武雄の本番の為に生徒さんからお借りしていたアンプRolandのAC-60といつものマイクATM35を自宅から妻に持って来てもらって(マネージャー先日から大活躍!)当日リハで試してみることになりました。

写真は当日リハの様子ですから背後に置いたアンプが脚の間から見えてます。
私個人としては「音量を出さなくちゃ,」というプレッシャーはなくなるので少し気が楽になって弾き易くなりました。
熊本フルートアンサンブルは以前長崎ギターカルテットのリーダー、山口修さんと共演されていて、ギターが音が小さいという認識は無かったそうです。山口修さんがいかに音が大きいギタリストかわかります。

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6AbgV

ソロの曲は全体のプログラムの流れを考えてJ.S.バッハのプレリュードBWV998に変更させてもらいました。
 
大村さんは、私が何故、心理学部から音楽家になったのか、とか、リュートについて、橋口武史のラジオ番組について、ギタリストにとっての爪についてなど、インタビューしてくださいました。たくさん、アピールさせてくださってありがとうございました。

 

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この仕事は、九州交響楽団ファゴット奏者の埜口浩之さんから大村さんをご紹介頂き、実現したものですが、前回の定期演奏会では作曲、オイリュトミストの宇佐美陽一さんが出演されていたり,本番当日の午前中に教会であっていた結婚式に先日水俣でご一緒した書道家の稲田さんがいらっしゃっていたり(帰宅してFacebookを見て気付きました)と何かとご縁がありました。

熊本フルートアンサンブルのみなさん、フルーティストの大村さん、共演の機会をどうもありがとうございました!
同じ音楽に携わるものとして、毎年2回の定期演奏会の開催は容易ではないとお察しいたしますが、演奏面だけではなく運営面ともにすばらしいチームワークのアンサンブルをこれからもずっと聴かせて下さい!

熊本フルートアンサンブルのホームページ