先日からお騒がせのすたじおGの生き物ですが
めだかが卵を産んで大はしゃぎの娘は
スポイトをペットショップへ1人で買いに行って卵を別の容器に移して
「卵の中に目ん玉がある〜!」
と見せて回って、翌日には稚魚が泳ぎ回っていました。
生命の神秘は確かにとても素晴らしいけれど
娘の生活がメダカ中心になっていろんなことが滞り出すも困ったものです。
メダカやモンシロチョウ以外にも田植えを体験させてくれたり、
机上の勉学以外のいろいろなことを教えてくれる学校は本当にありがたいし、
それを全部家で再現しようとする娘の心意気も素晴らしいと思いますが
それらは、すべて時間がかかります。
普段、何気なく恩恵に預かったり、口にしたり、見聞きしている物事が成り立つには
それなりに時間、労力、細やかな配慮がいると言うことを
片手間では成り立たないのだということを改めて思い知らされています。
普段、仕事に追われてバタバタの私たちは
娘の「見てみて!」攻撃に疲れ果て
どうでもいいから、メダカ以外のすべきことをさっさとやってくれ
と言いたくなることが多々ありますが
ふと目を向けると育っている稚魚たちに思いがけない安らぎを感じるのも事実です。
世話をせずに和ませてもらって
一番恩恵に預かっているのは親の私たちかもしれません。