ツラヌカレタ水

#68
11/3(土)
書斎りーぶるで行われたブックオカ2012参加イベント
オイリュトミー生誕百年記念
ツラヌカレタ水 踊る音楽 聴く身体
のレポートです。
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宇佐美陽一さんの手書きメッセージ。

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包みの中は筑前琵琶。

まず冒頭から武満徹のAll in Twilightを宇佐美陽一さんのオイリュトミーと橋口武史のギターで。

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続いて 宇佐美陽一作曲「冬」をギターソロで。

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ここで演奏者交替。
高木青鳳さんの筑前琵琶と宇佐美陽一さんのオイリュトミーで
平家物語より「壇之浦」を。

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変幻自在なバチさばきと垂直チョーキングから生み出される琵琶の多様な音色。
女性とは思えない力強い声。
音、言葉に合わせて内面から沸き上がるオイリュトミーの動き。
ドラマチックな展開の中で効果的な「間」の取り方。

これぞ、日本の音楽

といった感じでしたが
この感覚って武満徹の作品にも共通しているんですよね。
日本人以外にも演奏できるように五線譜という西洋音楽のシステムで記譜されてますが
やろうとしていることは同じかな、と
自分が演奏した直後に琵琶の演奏を聴いて思いを強くしました。
今度は琵琶を弾くつもりで演奏してみましょう。

シリアスな曲が続いたので
という高木さんのコメントのあとに
鯛の婿入り
という面白い曲を。途中結婚行進曲まで飛び出して、場の空気が和みました。
滑稽琵琶というそうです。

小休止のあとは

花田宏毅さんの12弦ギターでの即興演奏に
宇佐美さんが即興で動く
という演目でした。

宇佐美陽一氏によるフェイスブック写真レポートはこちら

投稿者: ギタリスト 橋口 武史

長崎出身で福岡に住む自然派クラシックギタリスト。

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