第500回長崎ギター音楽院サロンコンサート

#34
2013/8/10

毎月一回行われている研究発表会が500回を迎えるということで
大阪から戻ってすぐでしたが演奏させてもらいに長崎に行ってきました。

デュオで平戸健吉氏とソルの第一歩。
中学生のときに平戸氏とジョイントコンサートで弾いたり
近年ではうちの「縁側コンサート」でも弾いた私たちには定番の一曲。

DSC00722

数年ぶりにまったくリハもなしでぶっつけ本番でも楽しく演奏できるのは場数を踏んでいるから。

DSC00721

ソロでは小学校4年生の7月の第2日曜日、第157回サロンコンサートに初めて出演したときの思い出の一曲、L.ワルカーの小さなロマンスを。
L.ワルカー女史のお弟子さん長谷川弦さんのコンサートが先月、唐津市で行われた際に少しお話をさせてもらったら

ああ、あのビラロボスのプレリュードと禁じられた遊びをくっつけたような曲ですね!

と笑いながら言われてましたが、冒頭の部分を6/8の2拍子を感じながら演奏しないと本当にビラロボスのプレリュード第1番とゴッチャになりそうです。

我らが師匠、山下亨先生はそのプレリュードをコンサートの最初に演奏なさいました。

いろんな人がソロやアンサンブルを演奏して3時間ほどのプログラムは進行。
いきなり楽譜を渡されて初見大会(こうやって鍛えられたのです)だったり

DSC00723

坂元さんのラヴェルの後は山下先生の指揮、全員合奏でヘンデルやモーツァルトなど弾いて華やか(賑やか?)に終わりました。

DSC00726

記念品を山下先生にお渡しして、打ち上げ。過去500回分のプログラムをみんなで見たり、思いで話に話を咲かせたり和やかに過ごしました。

毎月毎月開催されている山下先生のエネルギーには頭が下がります。
また、このサロンコンサートのおかげでどれだけ舞台度胸を付けさせてもらったか、
子供のころは山下和仁さんもほぼ毎回演奏されてましたので、間近であの演奏を聴けていたなんて贅沢な時間でした。
先輩方が演奏するのを聴いていろんな曲を知ることが出来たし、今の自分の大切な一部分です。

林 広之マイコンサートで共演

#33
2013/8/8

転勤で大阪から福岡に来られて
一年弱すたじおGでレッスンをさせていただいたり
アンサンブルの立ち上げに尽力下さって
また転勤で関西に戻られた林さんが
大阪府豊中市の喫茶コンチェルトでコンサートをされるということで
最後に一曲共演させてもらいました。

DSC00719

もともとは大野朱美先生と二重奏される予定だったところに無理やりお邪魔して
曲はアンドリュー ヨーク作曲の三千院を因数分解して三重奏に書き直して演奏しました。
複数声部がある部分をなるべく別パートに振り分けて弾きやすくしてみました。

DSC00718

本番後の一コマDSC00720

仕事でお忙しい中でも情熱を絶やさず
アラビア風奇想曲、プレリュードフーガアレグロbwv998、グランソロ、フリアフロリダ
という名曲、難曲ぞろいのプログラムを見事に演奏された林さんの姿に心を打たれました。

曇りのち雨=ガーデンコンサートのちガレージコンサート

♯32
2013/8/4

昨年に続いて2回目の開催。
芝生の面積も更に増えてグレードアップした庭。

20130814-005334.jpg

20130814-005409.jpg

福岡市内は午前中から土砂降りだったので心配しましたが
天候は何とかなりそう、ということで機材をセッティングしてリハーサル、スタート。

IMG_3018

IMG_3016

昨年からいろいろと改善策を練っていた主催者(叔父)。あちこちに紙コップに入れたろうそくが。

IMG_3020

IMG_3021

IMG_3023

お客さんも続々集まって、本番始まったらほどなくして陽も暮れて

IMG_3030

何曲か弾き進めると、遠くからドーンという音が!
雷か、と思ったら福津の花火大会らしいとお客さんが教えてくれました。
なーんだ、ということで続行

IMG_3046

IMG_3045

]

IMG_3043

IMG_3044

途中までいったところでポツポツとほんとに雨が。
一旦中断して、機材を家の中に避難させて、協議の結果屋根のある駐車場でもう少し演奏することに。
もうアンプは使わずにアストリアス トラディショナルモデルNo.25を生音で。
屋根と物置、犬小屋で囲まれたスペースだったので意外といい音で響いていたようです。
蚊が多くて聴いてくださった方は大変だったようですが、アストリアス トラディショナルモデルNo.25 with L.R.Baggsはラインでも生音でもいけることを実証してくれました。

IMG_3064

終わったらクーラーボックスに特大の氷でキンキンに冷えたプレモルと、おばの手料理や、持ち寄りの品々をおいしく頂きました。

最後に叔母が丹精込めて育てているバラ。もう終わりかけていましたが、残りの花が来場者を楽しませてくれました。

IMG_3060

虹と海のコンサート2013.7

#31
2013.7.31

毎月恒例の唐津の日。
虹と海のホスピタルさんのロビーコンサート。
公式フェイスブックページ
第82回
という表記があった今回は
長崎から松永知子さんをお呼びしてギターデュオでお送りしました。

途中で松永さんにソロでバッハのチェロ6プレリュードを演奏してもらっているところ。

20130802-234908.jpg

禁じられた遊びの二重奏版、バッハのフランス組曲No.2やビラロボスのブラジル風バッハNo.5、ジョンゴをデュオで演奏しました。

その後はエフエムからつで
橋口武史のクラシックルーム
の8月後半ぶんの収録を。

20130802-235412.jpg
photo by T.Matsunaga

せっかくなので番組初のゲストということで松永さんにも手伝ってもらって。

20130802-235545.jpg

たくさん喋ってくれたので助かりました。

帰りは唐津城の脇を通って

20130802-235844.jpg
Photo by Tomoko

帰ってきました。

20130802-235942.jpg
Photo by Tomoko

このクルマだったので
ファクトリー詣では無しで。
これだとコーナーでは腕が伸びきるなあ
顎が上がってるなあ

虹と海のホスピタルのフェイスブックページに上がっている写真をみると
右足を開き過ぎかなあ

クラシックルーム7月後半

毎週月曜日14時からのFM唐津の番組
「橋口武史のクラシックルーム」

リスニングエリア外の皆さんのために
ネット配信がスタートするまでの限定で
原稿を元にしてバーチャル番組を。

20130718-143125.jpg
——

(オープニング テーマ曲F.ソル作曲エチュードOp.60-16)
みなさんこんにちは。
エフエムからつユイツのクラシック音楽専門プログラム「橋口武史のクラシックルーム」のお時間がやってまいりました。
ときに易しく、ときにマニアックにクラシック音楽の魅力をお伝えする1時間。
ギタリスト橋口武史の練習部屋に遊びに来たようなつもりで音楽とおしゃべりをお楽しみ下さい。

7月前半の放送では自己紹介代わりに、わたくし橋口武史の演奏をこれまでにリリースしたCDのなかからバタバタとおかけして、きいていただきましたが
海の日も過ぎて「夏本番!」ということで
7月後半の放送はタイトルに「夏」が入った曲をお届けしようと思います。

「夏」ときいてすぐに思い出すのはイタリアバロックの作曲家アントニオ ビバルディの協奏曲集「四季」ですね。
協奏曲とは独奏者、ソリストと
小規模なものから管弦楽オーケストラまで、時代によってまた曲によって様々ですが、バックに就くアンサンブルとが協力して演奏する曲で、ソリストにとって腕の見せ所です。アランフェス協奏曲などギターのために書かれた作品がいくつもありますから、わたしも演奏したいですね。
自分のことはさておき、
ビバルディの「四季」はバイオリンが独奏楽器として書かれています。これはビバルディ自身がすぐれたバイオリニストだったことと無関係ではないと思います。
イタリアのヴェネツィアで1678年に生まれた…
17cから18c…
後期バロック…..
赤毛の司祭と呼ばれて教会付属の施設でバイオリンを教えたりオペラを作曲をしたり、その音楽活動はイタリアだけに止まらずヨーロッパ中に
ドイツ人のあのバッハもビバルディの曲を編曲しているくらい当時から人気の作曲家で…..

アントニオ ビバルディ作曲 協奏曲集「和声と創意への試み」作品8より第2番「夏」
第1楽章アレグロ ノン モルト、第2楽章アダージョ、第3楽章プレスト
イムジチ合奏団、ヴァイオリンソロ フェリックス アーヨ
の演奏でお聞き下さい。

(このアマゾンのリンクはアーヨでは無くて、カルミレッリ版ですが….)

ビバルディ作曲 協奏曲集「四季」より第2番「夏」
イムジチ合奏団、ヴァイオリンソロ フェリックス アーヨ
でお聴き頂きました。

この番組は曲紹介が長いですよね。同じ曲でも演奏者によって表現が異なるので
誰が弾いているのか、というのが大事なんです。
ビバルディの四季、日本ではイムジチ合奏団の演奏でお馴染みになって
スタンダードと言ってもいいと思います。

次に
バロック時代のオリジナル楽器を用いた古楽の演奏だとどうなるか聴いてみましょう。

ビバルディ作曲 協奏曲集「四季」より第2番「夏」
ファビオ ビオンディの指揮とヴァイオリンソロ エウローパ ガランテ
の演奏で3つの楽章を続けてお聴き下さい。

ビバルディ作曲 協奏曲集「四季」より第2番「夏」
ファビオ ビオンディの指揮とヴァイオリンソロ エウローパ ガランテ
の演奏でお聴き頂きました。
楽器の構造や、弦の素材、弓の構造などの違いから来る古楽器独特の発音の速さ、
ビバルディが楽譜に書き込んだソネットと呼ばれる描写をより忠実に表現することで
全体的にテンポが速くドラマチックになっていると思います。

勝手に聴き比べシリーズ!
もっと変り種。
ギターの二重奏で、しかも異種格闘技のようなジャンルの違うギタリスト二人のデュオです。
ビバルディ作曲 協奏曲集「四季」より第2番「夏」
山下和仁のクラシックギター、 ラリーコリエルのジャズギターによるギターデュオの演奏で3つの楽章を続けてお聴き下さい。

ビバルディ作曲 協奏曲集「四季」より第2番「夏」
山下和仁のクラシックギター、 ラリーコリエルのジャズギター
でお聴き頂きました。

このデュオは私がギターを始めてすぐのころにコンサートで聴きました。
クラシックとは違うノリ、グルーブ感
オベーション スチール弦 ピック….
ホセラミレスのクラシックギター ナイロン弦 4本の指…..
編曲者はラリーコリエル、山下和仁、大島ミチル、渡辺香津美です。

夏が題名に入った違う曲も聴いてみましょう。
ビバルディの四季を意識したのかしなかったのか
タンゴの鬼才、アストルピアソラも4つの季節を音で表現しています。

アストル ピアソラ作曲 ブエノスアイレスの夏
演奏はピアソラ五重奏団 1970年5月 ブエノスアイレスのレジーナ劇場でのライブ録音です。

アストル ピアソラ作曲 ブエノスアイレスの夏
作曲者ピアソラ自身ががバンドネオンでリードする五重奏団の演奏でお聴きいただきましたが、
同じ曲が弦楽合奏とピアノという編成にアレンジされるとどうなるのか、聴いてみましょう。

アストル ピアソラ作曲 ブエノスアイレスの夏
イタリア合奏団の演奏でお聴きいただきました。
ずいぶんクラシックらしいサウンドになりますよね。

ではここで「今月の橋口武史」情報

唐津の皆さんに来ていただきやすい
毎月最終水曜日の「虹と海のコンサート」
今月は7月31日(水)午後1時から 唐津市 原842-1 競艇場の裏側あたり唐津インターチェンジからすぐにある、まるでリゾートホテルのような虹と海のホスピタルのロビーでの30分間の無料コンサート。

ちょっと先ですが
8月17日(土)夜8時より大分県玖珠郡九重町の九重観光ホテル「あじさいホール」にてブラジルの作曲家の作品を集めて橋口武史クラシックギターコンサートを行います。チケットは1500円
ミヤマキリシマで有名な九重連山のなかにある牧の戸温泉。その大自然にいだかれて建つ歴史ある九重観光ホテル。ちょっと遠いですし、露天風呂もおすすめなので、一泊2食コンサートチケットつき宿泊プラン1万2600円もぜひどうぞ。
お問い合わせは九重観光ホテル(0973)79-2211まで

わたくし橋口武史のオフィシャルサイトにも情報を載せておりますのでご覧下さい。


ギタリスト 橋口 と検索して頂いても出てくると思います。

そろそろお別れの時間が近づいてまいりました。
番組では曲のリクエスト、質問、ご意見、ご感想などお待ちしております。
メールは 868@fmkaratsu.com
ファックスは0955-80-7093です
それでは最後にわたくし橋口武史の演奏で
フェルナンドソル作曲 エチュード 作品31ー3
をお聴き頂きながらお別れです。
また来週!

——-

という感じで、7月の3、4、5周目はお送りします。
さて、8月分を選曲、原稿作りしなくちゃ。

20130718-143229.jpg