2024/3/3
約40年前の7月に初めて訪れて、高校を卒業するまでずっと習っていた長崎ギター音楽院で、当時の一つ上の先輩、今はなぜか生徒さんになってくれている岩﨑美保さんとのデュオコンサートをあたたかい雰囲気の中、終えることができました。ご来場くださった皆さん、陰ながら応援してくださったみなさん、ありがとうございました。
上の写真は2つ上の先輩、今では長崎ギターカルテットのメンバーである平戸健吉氏が(他にも何枚も)撮影してくれました。
岩﨑さんは20代で長崎を離れ、ギターからも遠ざかっていましたが、2019年に長崎ギター音楽院第100回定期演奏会に参加したことを機にカムバックし、「やるならとことんやる」性格で楽器も新調し、すたじおGのリモートレッスンも受けてくださり、今ではハイアマチュアとして関東で活躍中です。ご実家で療養中のお父さんに生演奏を聞かせてあげたい、というホームコンサートの翌日に、せっかくだから思い出の場所でも演奏しようということで今回のコンサートが計画されました。
上の写真は、当日会場入りの時間には現院長である山下光鶴(てるかく)先生はいらっしゃらない、ということで前日夜に会場設営、照明の点け方の説明を受けた時のもの。写っている光鶴先生は私が習っていた山下亨先生(2020年没)のお孫さんで、山下和仁さんのご長男、ベルリン芸術大学で作曲とギターを学ばれました。
そして迎えたコンサート当日。お預かりしていた鍵で入口を開け、まずは明るくしようと、説明を受けた配電盤のスイッチを入れようとしました。ぐにゅ、と何かが触れた感触があったのですが、光鶴先生がSTAGEと白テープに書き込んでくださったスイッチを「入り」にするも、照明が点かず。
なんで?いきなりトラブル発生です…..よそでレッスンをされている光鶴先生になんとか連絡するも、根本的な解決方法は見つからず。
コンサート中止か、暗闇の中で決行か、ああ、、
と途方に暮れていたところ岩﨑さんのお姉さんの旦那さんが電気工事の資格をお持ちだそうで、写真を何枚も送って電話で指示を出してもらって、なんとか点灯するようになりました!ご協力ありがとうございました。岩﨑さん、貴重なリハーサル時間を減らしてしまってすみませんでした。
原因は、暗闇の中、STAGEのスイッチを手探りで入れようとして、真ん中のテープで隠してあるブレーカーのメインスイッチに触れてしまったこと。
このメインスイッチが、テープで止めてあるくらいふにゃふにゃで動き易かったこと、一旦全てのスイッチを切り→入りしてみたのですが、メインスイッチが動きがあやふやで完全に切りになってなかったので復帰ができなかったこと、でした。
プチパニックになっていた私に代わって、思いっきりのいい岩﨑さんがメインスイッチをしっかりと押し下げて「切り」にしてくださったら、カチッと「入り」になったのでした。
いきなり会場の明かりを点けようとせずに、奥まで行って入口付近の照明スイッチを入れるか、暗闇なのでスマホの懐中電灯で照らして目視しながら操作するべきでした。反省。
演奏自体はなんとか弾き切りました。次は3/16に岩﨑さんのご自宅でのコンサートです。