オーボエと

今日は午後からオーボエの小林牧さんと3/9の金武公民館でのコンサートの曲決め。

夜はレッスン。

雪崩れ込む様に弾き始めないこと。

一瞬の静寂のあとに音楽が始まるように。ハイポジションで苦しそうだったので、姿勢をチェック。楽器を少し突き放すように、抱え込まないように。顔をネックから離す。

その曲の拍子感を常に根底に保ちながらその上に音を乗せていく。楽譜の見た目に左右されてテンポを変えない。

 

その練習のセッションで一小節だけでも、一拍だけでも、ある音とある音、2音間だけでもキッチリ弾けるようにする。ピンポイントであればある程いい。”その部分だけ”ゆっくり弾いてみて何が弾き難い原因なのかを探る。ゆっくり弾けたら少しだけテンポを上げる。シツコくそれをくり返して弾きたいテンポに到達するまで徹底的にやる。ダラダラとあちこち弾かない。弾けてないままの状態でくり返していると、弾けてない状態が定着してしまう。

レッスン後は楽器コレクターの話なんかしてたら1時間くらいになってました。こういう時間が楽しいんですよね。

 

適当な写真がみつからなかったのである日の食卓の風景。

 

山下和仁さんのバッハのCDの裏ジャケット。和仁さんにしてはフツーな演奏姿勢。演奏中、常に音楽に沿って自由に動いている人なので、どんなのが和仁さんの姿勢なのかは一概には言えないけれど、写真家は少しでも目に留まるような瞬間を狙うだろうから、奇抜な姿勢の写真が多い気がします。それにしても、きれいな手。

 

投稿者: ギタリスト 橋口 武史

長崎出身で福岡に住む自然派クラシックギタリスト。

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