「愛の賛歌」をお聞きいただきました。
聞いていただいてわかるかもしれませんが、とてもおしゃれな編曲で、その分弾くのは大変です。 何が大変て、この曲と次の曲は、普通ギターの6弦はミの音なんですけど、それを半音だけ下げてミのフラットにしないといけないんです。それが独特の新鮮な響きを出してはいるんですが、まぁちょっと大変な面はありますね。
次の曲は「懐かしき恋人たちのシャンソン」と訳される曲なんですけど、歌詞を書いたのジャック・ブレルという人で、「行かないで」(ヌヌキテパ)というシャンソンを歌ってる人ですね。作曲はジェラール・ジュアネストという人で、このコンビでたくさんシャンソンを書いてます。
このジャック・ブレルっていう人がなかなか女々しい人で、なんかメソメソしたシャンソンをたくさん書いてます。今から演奏するのも「なつかしき」という事ですので「昔は幸せだったな」と まぁ別れていく歌です。 では聞いてください。