タレガのエンデチャとオレムス

今日のスカイプレッスンでの曲。
20年近く前にリサイタルで演奏したことがあったけど、曲の由来まではあまり突っ込んで調べてませんでした。今はインターネットがあるので情報をゲットするのは容易になりましたね。

あるフォーラムによると
オレムスの原曲は
R.シューマン作曲
音楽帳Op.124の中の曲で、Op124-5 幻想的な舞曲(またはファンタジーダンス)
という題名のピアノ独奏曲のようです。

お気に入りのCD.

新緑のレッスン室

久々にお天気の福岡です。

レッスン室の窓から見える庭も新緑でいっぱい。

  

葉っぱだけでなく花も。

   

   

最近のレッスンで印象に残ったこと。「当たり前なことだけど、毎日練習するのが大事なんですね^^;」生徒さんからそう言ってもらえると嬉しいです。
社会人は(今時は子供も)忙しいので「毎日練習して下さい」とはなかなか強くは言えませんが、嫌われても言った方がいいのかなぁ。

拍節感orメロディー?

サラバンドで次の小節に向かってメロディーが上行している場合に、変則二拍子の弱拍だからと「小さく」弾いてしまうと魅力が半減してしまいますね。

根底にある拍節感はキープしつつも「唄」としてのメロディーはやはり盛り上がるべきかな、と思います。

そもそも「弱拍」とは弱い拍なのか?
一拍目は「押す拍」で、二拍目は「同じだけ引く」ことでまた次の一拍目を押すのではないかなあ、なんて事をレッスン中に考えてみたり。

あ、生徒さんみんなにこんな事を要求しているわけではありませんよ!ギターって一音「ポーン」と音が出るだけで十分楽しいもんです(^^)

すたじおGのギターレッスンについては こちら

臨時出張レッスン

今日は午後から生徒さんのお宅へお邪魔してピアフで買ったタルトでティータイム、いや、メインは…  

もちろんレッスン。

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すたじおGのレッスンルームは防音ボックスなので残響が殆ど無くて、結構シビアな音響空間です(練習という意味では悪くないです)が、こちらのステキなお宅は見た目だけでなく音も良かったです。

ということで、一曲。

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このあとはアンサンブルの練習に突入しました。

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ギターの2段譜

今日は比較的レッスンが少なくて時間がとれたので一気に楽譜を入力。

フーガ(日産の車じゃありませんよ、ご近所さんのピアニスト、チェリストの家の犬の名前でもありません)で声部が多く見た目がゴチャつくので2段譜にする事に途中で方針変更。

ギターの2段譜と言えば古くはF.ソルの幻想曲Op.7



上段がハ音記号(時々ト音記号)、下段がヘ音記号で実音で表記されています。ギターは厳密に言うと1オクターブ低い移調楽器なんですよね。さすが、音楽をキチンと勉強したソル。横の繋がりが見え易くなります。

少し新しいところでは…



B.ブリテンのノクターナル。全曲通してではありませんが、最後の変奏からパッサカリア、テーマのCome,heavy sleepが2段譜です。

今日入力した曲は2段譜にしただけではなく、声部の書き分け、アーティキュレーションも自分なりにかなり大胆に拡大解釈してみました。どんな演奏になるかご期待下さい(^_-)

午前中のレッスンでは….何話したっけな?たくさん喋り過ぎて忘れました^^;まあ、生徒さんがレコーダー(TASCAMのDR-7 mk2。うちにも1台使ってないのがあります。ヤフオクに出そう出そうと思いながらなかなか出品できないです。どなたか格安でいかがですか?)で録音してるので大丈夫でしょう。レッスンを録音するのはオススメです。

午後はスカイプでレッスン。シンコペーションのリズムが上手くとれない、ということでカウントの仕方から。1,2,3…ではなくイ チ ニ イ サ ン…一拍を正確に分割してカウントできるように。そのカウントを揺るぎなくできたら、各音符のスタートは分割した拍のどこに相当するのか見ていく。「チ」なのか「ン」なのか…。リズムって頭で「考える」よりも身体で「感じる」領域だとは思いますが、理屈は解ってないといけませんよね(^_-)

音楽の普通の形態はアンサンブル。独奏は1人でアンサンブルをやってしまう特殊なケース、という話もしました。

二人ともに「たなごころ」の話をするのを忘れました^^;

一気に春!

今日の福岡は20度を超えて、屋外に出るとムーッとするほどの陽気でした。これほど急激に気温が変化すると体がついていかないですが、同じように楽器にも大変です。

久留米までレッスンで移動中、直射日光からの高温を避けるために今年初めて特製日除けを使いました。

Bamケースもスーパーライトケースもある程度の断熱性がありますが、用心するに越した事はありません。真夏になったらフライトケースカバーの出番です。

川の土手には黄色い菜の花、これに桜のピンク色が共演を果たすと春爛漫という感じですね。遠くの山々は霞んでいます。



レッスン中の生徒さんの言葉

「やっぱり毎日練習するのが大事ですね」

特に大人の生徒さんは皆さんお忙しいので、あまり強くは言えませんが、「できれば毎日練習してください」。その点、子どもさんはある程度規則的な生活をしているでしょうから毎日少しでもギターを弾く時間を確保すると上達が大きく違います。あ、でも今は子どもたちもみんな忙しいですね…^^;

春は出会いと別れの季節。進学等で環境が大きく変化するとレッスンを続けられなくなることもあります。2年半習ってくれた、春からは高校生になる生徒さんが今日で最後のレッスンでした。お礼に、ということでワインをいただいてしまいました。



時間をかけて基礎的なことをレッスンさせてもらったのでこれから先は1人でも楽しめると思います。時々は弾いてくださいね。こちらこそありがとうございました。