ながさき若い芽のコンサート オーディション

福岡に上陸した台風15号は うちの玄関先で綺麗な花をつけてくれているサルスベリをへし折って通り過ぎて行ってます。まだ吹き返しが強いです。皆さんのところでは被害はないでしょうか? 
先日の長崎でのリサイタルの日、8/22(土)は午後から諫早市文化会館で「ながさき若い芽のコンサート」のオーディションが行われて、益田洋一先生、バイオリニストの加納暁子先生と一緒にギター部門の審査を担当させてもらいました。

ピアノ部門63人、声楽部門30人、弦楽器部門15人、管打楽器部門14人、そして、ギター部門には5人の応募がありました。この人数の比率からギター部門のコンサート出演者(優秀賞)は1人しか枠がありませんでした。

演奏を聴いている間に点数をつけて講評も書かないといけないので結構大変なのですが、なんとか記入、提出して部門別審査は終了して長崎に戻り、リサイタル。

翌日夕方、全部門の演奏が終了した17:00から部門代表者が集まって総合審査会が行われました。
色々話し合って出た結果はこちら

ギター部門を審査した人間としては「認めざるを得ない」、ギター弾きとしては「非常に残念」、ギターを教えている人間としては「問題を突きつけられた」結果になってしまいました。
現在私は「ながさき若い芽のコンサート」に出場資格があるこどもにはレッスンをしてませんが、福岡であっても問題の本質は同じだと思うので、一旦もどった実家の庭でのバーベキューもなかなか箸が進みませんでした…

今回それぞれ一生懸命のひたむきな演奏を聴かせてくれた貴重な5人の中学生は、ぜひ来年も応募して「ギターだってちゃんと音楽をできるんだ!」という気概を見せて欲しいと切に願っています。このままだとギター部門消滅の危機が。そうなるとギターも弦楽器部門で応募することになって、状況はより厳しくなるでしょう。もしかしたらその方がショック療法としてはいいのかもしれませんが、一度無くなったらギター部門を復活させることは難しいでしょう。
ギター部門というのが特別に設定されていることが「ながさき」の特色で、貴重なことだと第1回目の出演者である私は今になって思っています。
中学一年生の時にはそのありがたみはわかりませんでしたが。

ユキペディア 出演

今日のcrossfm ベイサイドプレイス博多スタジオは1人じゃありません!月〜水のお昼2時から4:30までのYukipediaの一部分に出演させてもらって「虹と海とクラシック」のことや虹と海のホスピタル、リサイタルの事などをお話、生演奏もさせてもらいました。

クロスFM ユキペディア

ナビゲーターの西川友紀子さんとは6月末に虹と海とクラシックの番宣収録の時にお会いしてご挨拶して、FBの友達申請もすぐに承認してもらってましたが、しっかりお話するのは初めてでした。クルマのなかでよく聞いている優しくてかつ歯切れの良いトークでナビゲートして頂いたおかげで楽しくおしゃべりができました。ありがとうございました!

橋口武史 西川友紀子

プログラム印刷

すたじおG主催のリサイタルではプログラムを印刷することになります。
印刷屋さんにお願いするという手もありますが
すたじおGでは自分で作っています。

たいていA4二つ折りで裏表印刷です。
少し前までは片面印刷して、そのあと冷やしてから、またプリンタに入れてもう片面を印刷〜
という作業をしていました。
これがよく紙づまりするんですよね。

昨年だったかな?買ったプリンタは両面印刷機能が付いているのでとても楽になりました!
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明日の長崎のリサイタルのプログラムです!

第7回 ラジオ虹と海とクラシック 予告編

金曜日朝6:30より橋口武史のナビゲートでお送りしているcrossfmのラジオ番組「虹と海とクラシック」(提供:医療法人唐虹会 虹と海のホスピタル)。

今週は、以前コンサートに来て頂いた方から終演後に直接リクエスト頂いた「ギター伴奏で」シューベルトの歌曲。

  
「美しき水車小屋の娘」より抜粋をペーター シュライアーのテノール、コンラート ラゴスニクのギターでお聴き下さい!

聞き方はこちら

今クールの収録はあと一回なのでメッセージ、リクエストはお早目に(^_-)

2015 Peace in Nagasaki

8/9は70年前に長崎に原子爆弾が落とされた日です。そんな忘れてはならない日に長崎ギター音楽院で平和コンサートが行われました。   
版画家小崎侃さんの個展と同時開催です。演奏者のバックには巨大な木版画の作品が。

 
沢山のアンサンブルやソロの中、私は平和の祈りの気持ちを込めてソルのエチュードOp.6-11を演奏させていただきました

   
今回のメインは朗読とギター合奏による宗像和作曲「八月六日」。武井賞を受賞したこの作品は峠三吉が広島の惨劇を言葉に現した詩と音楽によって綴られています。

長崎ギター音楽院の奥の奥にある秘密のスペース。子供の頃はレッスンのあとここに籠って昔の現代ギターやオケのスコア、売られていない楽譜などを読み漁っていました。