ミュージックワーケーションによる3

ミュージックワーケーション、なんて言葉は無いと思います。
私が勝手にくっ付けただけなので。

仕事内容の3、編曲など。
これはもうパソコンとネット環境、ちょっと確認のためにギターから音が出せる場所があれば可能なので、ワーケーションできます。

パソコンを使う仕事は他にも経理的なこととか、ブログ書いたり、動画編集したりも含まれますね。

私は一般的なギタリストよりもパソコンを使っている時間が長いんじゃないかという自覚はあって、娘が幼稚園生の時、先生から「お父さんのお仕事は何?」と訊かれて「パソコン!」と答えたそうです…..

ネット環境とパソコンがあれば仕事はできるとずっと思っていて、自分で選んだパソコンはずっとノート型でした。
因みに初めて買ったパソコンはMacintosh PowerBook 150でした。次は520、次は、あ、パソコンの話はもうこの辺にしておきましょう。止まらなくなります。

そもそもパソコンを買っ(てもらっ)たのは大学の実験で必要だった、というのもあるんですが、綺麗な楽譜を書きたかったから、というのが大きいです。

そんなこんなで、私の仕事はワーケーションで可能だな、と考えているのです。

音楽家がするワーケーションということでミュージックワーケーション。どうですかね?

ミュージックワーケーションによる 2

私の主な仕事内容の二つ目、レッスン。

これがワーケーションとは一番馴染まない印象がありますね。
生徒さんが教室まで来て、先生から教えてもらう
というイメージが従来、一般的だったと思います。

ところが、コロナ禍を経てインターネットを使ったレッスンも市民権を得ました。
すたじおGでは20年前からリモートレッスンをしていました。
当時と比べると環境が良くなったし、皆さんのご理解も得やすくなった気がします。
リアルにはリアルの、リモートにはリモートの良さがあると思います。
パソコンとインターネット環境があればワーケーションでリモートレッスンが可能です。

また、以前は私が生徒さんのお宅に出向く出張レッスンも多く行っていました。
全体の半分とは言いませんが、1/3は出張レッスンだった時期もありました。
現在はお一人だけですが、ご要望があれば車で行ける範囲であればいつでもお引き受けします。
スケジュールをぎちぎちにしなければ、出張レッスンもワーケーションと言えるかもしれません。

また、最近はオンラインレッスンと言うとeラーニング、動画を見て学んでいくオンラインスクールのことを指すようになってきました。
初心者の方にお伝えしたいことは大体共通しているので、すたじおG教本をブラッシュアップしつつ、eラーニングのシステムを構築しようと思っています。
この構築作業もワーケーションでできます。
ある程度上達してくるとその生徒さんに合わせたアドバイスが必要になってくると思うので、リモートレッスンなり、出張レッスンなりを組み合わせるといいかなと考えています。

以上のように、インターネットをうまく活用すればレッスン、教授活動もワーケーションで実施することは不可能ではないと判断しています。

ミュージックワーケーションによる

ワーケーションとは

「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語。
観光地やリゾート地でテレワーク(リモートワーク)を活用し、働きながら休暇をとる過ごし方。
在宅勤務やレンタルオフィスでのテレワークとは区別される。
働き方改革と新型コロナウイルス感染症の流行に伴う「新しい日常」の奨励の一環として位置づけられる。

仕事(Work)と休暇(Vacation)を組み合わせた言葉で、テレワークを活用して旅行先などで仕事をする働き方です。
Search Labs | AI による概要

職場や家ではなくて、風光明媚なところに行って、楽しみながら心身健やかに仕事する、ということかなと解釈しています。

ギタリスト、音楽家に実践可能なのか、ということですが
私の仕事内容は

演奏
レッスン
編曲等

に大別されます。

演奏は言い換えればコンサート活動です。
すたじおGランチタイムコンサートは
自宅スタジオから配信していますが
大抵はコンサートホールなど、会場に出向いて演奏します。
遠いところで演奏する場合は宿泊しないといけないこともあります。
業界用語では
びーた
なんて言ったりします。
(昔オペルのコンパクトカーにVitaてありましたね。aをzに替えたらVitzだ。)

コンサートするには楽曲をよりよく演奏するために練習をしないといけません。
本番よりも日々の練習の方がメインです。
持ち運びできないピアノや、音量が大きい管楽器などと比べると
クラシックギターは練習場所の確保には苦労しないほうだと思います。

以上のことから、演奏活動はワーケーションとの親和性は高い方だと思います。

 

橋口武史&岩﨑美保 Duoコンサート

2025/5/17(土)
14:30
としま区民センター小ホール(東京都豊島区東池袋1-20-10)

¥2,000(お問い合わせ・チケット予約はすたじおGまで)

長崎ギター音楽院で故山下亨先生から一緒に学んだ姉弟子であり、今は生徒さんの岩﨑さんとの東京でのコンサートです。

同門ということで音楽の方向性が同じなので、気兼ねなく共演できます。

二重奏の曲目はピアノ曲を私が編曲した

二台のピアノのためのソナタ K.448より第一楽章(W.A.モーツァルト)
間奏曲 Op.118-2(J.ブラームス)
ピアノソナタ No.14「月光」Op.27-2(L.ベートーヴェン)
フランス組曲 No.4 BWV815(J.S.バッハ)

です。ソロでもバッハの曲を演奏する予定です。

九州文化塾ミニコンサート

2025/1/17

RKB主催の九州文化塾は毎回様々な講師を招いての講演会ですが、公演の前にミニコンサートが付いています。
最近は、裏方として関わらせていただくことが多いのですが
久々にギタリストとして、オーボエの桐谷美貴子さんと舞台に上がらせてもらいました。

オーボエとギターのレパートリーと言えばN.コストの一連の作品があります。
「山人」が代表作ですが、ちょっと長いので今回は「ロマンス」を。
ギターソロは定番のラグリマとアランブラの想い出を。

講師の先生は正月にたまたま実家で見たテレビにも出演されていた
城郭考古学者の千田嘉博さん

「お城だしちょうどいいな」と思ってアランブラを選曲したのですが
控え室で演奏を聞いてくださっていた千田先生は
係の方から「そろそろ、舞台袖へ」と促されても
「いや、もうちょっと、待って!」
と予定していなかったアランブラ宮殿の写真を
急遽スライドに付け加えてくださって特別にお話を聞かせてくださいました。
なんだか嬉しかったです!

しかし、アクロス福岡シンフォニーホールでの演奏は気持ちがいいもんですね!