クラシックギターの演奏方法について

すたじおGギター教室 右手の構え方

クラシックギターの一番の特徴は、指先から生み出される美しい音色にあります。

そして、クラシックギターの右手の弾弦方法は、「アルアイレ」と「アポヤンド」の二つがあります。

ここでは、それぞれの演奏方法の違いと特徴についてご紹介いたします。

これはクラシックギターの基本中の基本、よい音を出す大切なポイントとなりますので、しっかりと身につけるようにしましょう。

使う指について

まずは、使う指についてご紹介いたします。

クラシックギターの演奏で、一般的に使われる右手の指は小指以外の4本の指になります。

しかし、プレイスタイルや演奏する曲によっては、小指を使うこともごく稀にあります。

あくまで、「一般的」なスタイルとなっておりますので、まずは4本の指で演奏することを意識してみましょう。

親指は指を下に下ろすように弦を弾き、それ以外の指は基本的には手のひらに向かって弾きます。

アルアイレ奏法について

では、アルアイレ奏法についてご紹介いたします。

アルアイレ奏法は弦を弾いた後に、指が隣の弦に触れることがない奏法をいいます。

スペイン語で「空中に」という意味で、このアルアイレが弾弦方法の基礎になります。

アポヤンド奏法について

次に、アポヤンド奏法についてご紹介いたします。

アポヤンドとはスペイン語で「寄りかかる、もたれかかる」という意味を持っており、弦をはじいた後に隣の弦に触れるのが特徴です。

具体例を挙げますと、2弦を弾いた後の指先は、2弦の隣にある3弦に触れることになります。

また、親指で6弦をピッキングした後には、下にある5弦に親指が触れることになります。

アポヤンド奏法から生み出される音色は、音の深みと艶やかな響きが特徴的です。

主に、メロディー(主旋律)を奏でるときに使われるのが、このアポヤンド奏法となっています。

大きく甘い音を簡単に出し易い事からアポヤンド奏法を多用しがちになりますが、隣の弦に触れて振動を止めてしまうため、いつでも使えるというわけではありません。
アポヤンドはアルアイレの変形バージョン、特殊奏法だと捉えて「ここぞ!」という時だけに効果的に用い、アルアイレでアポヤンドに負けない良い音を出せるように練習する事が上達の秘訣です。

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すたじおGギター教室 右手の構え方
すたじおGギター教室 右手の構え方

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